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デザイン細胞開発プラットフォームで「CAR-T細胞療法」を最適化する/奥田智彦(日立製作所研究開発グループ Next Research デザイン細胞プロジェクト)

がん治療で用いられる「CAR-T細胞療法」は、患者自身の免疫力の要であるT細胞(=T細胞受容体というタンパク質分子を介してさまざまな異物を認識して攻撃する免疫細胞)に、改変が施されたキメラ抗原受容体(CAR:Chimer […]

2026.09.03

AIを安心して使える社会へ――心理指標で回答の適切さを判断しマップでリスクを可視化する/長谷川健人、加藤広野(KDDI総合研究所)

生成AIを安心して社会で使うには、不適切な回答やサイバー攻撃を防ぐとともに、危険性や影響を人が理解できることも重要になる。KDDI総合研究所の長谷川健人氏は、心理学のパーソナリティ指標を取り入れ、不適切な回答を検知するとともに、その判断に説明性を持たせるガードレール技術を研究する。一方、加藤広野氏は、複雑化するAIセキュリティのリスクと社会への影響を体系化し、「AIセキュリティマップ」として可視化する。2人の取り組みから、安全なAIを社会に広げるための技術と知識、そして多様なパートナーとの連携によって研究成果を社会へつなげる道筋を探る。

2026.09.02

攻撃者より先に動くサイバーセキュリティへ――AIで待ち伏せし、誰もが使いやすいCTIで次の一手を読む/村上洸介、三本知明(KDDI総合研究所)

サイバー攻撃を先回りして防ぐには、攻撃者が何をしようとしているのかを知る必要がある。KDDI総合研究所の村上洸介氏は、AIで企業ネットワークを模した動的なハニーポットを構築し、攻撃者を誘い込んでその行動を観測する。一方、三本知明氏は、そこで得た攻撃データやダークWebなどの情報を分析し、次の攻撃への備えにつながるサイバー脅威インテリジェンス(CTI)へ変えていく。攻撃を観測する研究と、データから意味を引き出す研究。2人のチーミングから、AI時代の新しいセキュリティ対策と、その社会実装への道筋が見えてくる。

2026.09.02

Unitreeの上場が示す、ロボット量産時代の始まり(中村航)

ロボットが踊り、走り、荷物を運ぶ動画は、もはや珍しくなくなった。次に問われるのは、それを安定して作り、売り、現場で使える製品にできるかだ。中国・杭州のUnitree Roboticsの上場に向けた動きは、フィジカルAIが […]

2026.09.01

材料(materials)に対して人文学(humanities)からアプローチする

質量と体積を持ち、空間を占めているすべてのものが物質(Substance)だとしたら(フェルミ粒子じゃないものはどうなんだ、という面倒な話はとりあえず割愛)、その物質を何らかの目的や製品を作るための素材として活用できる状 […]

2026.08.28

AI狂騒は複雑系へと回帰する

AIの進歩が止まらない。いろいろな識者が「ちょっと止めよう」「休もう」と呼びかけてもそれは虚しく虚空に響くだけで、特に最近は中国のAIが怒涛の勢いで進歩している。 欧米のAIは新しいものが発表されてもすぐさま蒸留され、オ […]

2026.08.27

複素ゲル ── 具象と抽象のあいだで、ゲルを捉えなおす/酒井 崇匡(東京大学大学院工学系研究科 教授)/シュレディンガーの水曜日(9月16日19時開催)

ゲルを抽象化し既存研究の枠組みを外したときに、何ができるのか?を問う試みで、うまくいけばゲルという言葉の指す範囲そのものが劇的に変わる可能性があります。今回の「シュレディンガーの水曜日」はこれを中心に、プロジェクトの現場にいる若手3名と一緒に、期間中に何をどこまでやるつもりなのかを、ざっくばらんにお話しできればと思っています。

2026.08.27

《私》 は熊手の先まで伸びる一本道ではない世界を、どう描くか/入來篤史(帝京大学・理化学研究所)

一本道ではない世界を、どう描くか 一本の熊手を手にしたサルが、少し離れたところにある餌を引き寄せる。私が長年続けてきた脳研究は、そんな素朴な場面から始まりました。 サルの頭頂葉には、手に触れたものだけでなく、手の近くに見 […]

2026.08.27

軌道という名の希望

私がまだ小学生の頃、事前の約束などない時代に、自宅から徒歩1分くらいのところにある友人のところへ遊びに出かけ、彼が不在の時は、さらにそこから5分程度の北陸本線の線路まで足を延ばし、冷たい鉄路に耳を押し付け、列車がやってく […]

2026.08.25

家庭用ロボットは、なぜ洗濯物たたみから始まるのか(中村航)

家庭用ロボットに何をしてほしいかと聞かれたら、多くの人はまず家事を思い浮かべるだろう。料理、掃除、片づけ、買い物の手伝い。だが、そうした万能ロボットへの道は、もっと地味な作業から始まるのかもしれない。洗濯物をたたむことだ […]

2026.08.25

フィジカルAIとラディカル・アトムズ

フィジカルAIとは何か――それは本当に新しい概念なのか 最近、「フィジカルAI」という言葉を頻繁に聞くようになった。 生成AIの次はフィジカルAIだ、2026年はフィジカルAI元年だ、これからAIはロボットの身体を手に入 […]

2026.08.21

AIエージェント基盤が刷新する企業経営の在り方:日立製作所が挑む「カスタマーゼロ」変革/ 礒田有哉(日立製作所・研究開発グループ)

現代の産業界は、労働人口の急激な減少や技能継承の断絶、さらには複雑化するグローバルな地政学リスクやサプライチェーンの分断といったさまざまな課題に直面している。そのように不確実性が拡大する状況下で、自律的に課題を認識してタ […]

2026.08.20

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2026.08.20

高電圧水素製造システムを実現する絶縁配管技術

2026.07.10

日立による合成バイオ戦略 IT・OT・プロダクトが融合する「バイオものづくり」の未来

2026.06.30

オープンエコシステムによるチップレット集積化の潮流と業界共通課題に高品質化技術で挑む

2026.06.29